更新日： 集計期間:2025年11月19日～2025年12月16日
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硫酸露点腐食や塩酸露点腐食に強い溶接構造用として開発された鋼板をご紹介します
近年、環境問題が大きく取り上げられるようになり、高層煙突、 エアープレヒーター、集塵器、排煙脱硫装置をはじめとする排煙処理設備の 建造数が大幅に伸びてきました。 石炭や石油を燃料とするプラントの排煙処理プロセスでは、脱硫効率の向上が 指向され、結果として硫黄酸化物による低温部腐食が大きな問題となっています。 この低温部腐食は、硫酸露点腐食と呼ばれる高温、高濃度硫酸による腐食で、 一般の 大気腐食等とは異なり普通鋼はもちろん、ステンレス鋼でも激しく 腐食されます。 『S-TEN』は、これらを解決すべく硫酸露点腐食や塩酸露点腐食に強い 溶接構造用として開発。 「S-TEN 1」は、耐硫酸露点腐食、耐塩酸露点腐食、「S-TEN 2」は、 耐硫酸露点腐食に対して有効です。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
ステンレス+ニッケル・ニッケル基合金のクラッド鋼板は、耐熱性と耐食性を両立させます。
圧延クラッド鋼板の母材は炭素鋼だけではありません。当社ではステンレス+ニッケル基合金といった組み合わせのクラッド鋼板も製造可能です。例えばSUS304+NCF600やSUS310S+NW0276、 NW6022といった組み合わせができます。 このようなクラッド鋼板は、耐熱性と耐食性を同時に要求される機器に使用されることが多く、粉体を焼成するためのキルンや乾燥させるためのドライヤ、半導体製造装置などがあります。 【ステンレス+ニッケル基合金クラッド鋼板の利点】 ■経済性： 高価なニッケル基合金の使用量を減らし、母材をステンレス鋼にすることによりニッケル基合金単体の鋼板よりも低コストに出来ます。 ■鋼板強度の向上： ニッケル基合金鋼の強度に不安がある場合、母材にステンレス等を使用することで材料強度を向上させることが出来ます。 ■広幅の対応： ニッケル基合金鋼単体では広幅の鋼板の入手が難しい場合があります。当社の場合、圧延により大型化が出来るので広幅の鋼板の製造が可能です。弊社の製品幅は、概ね3.5mまで対応可能です。広幅な鋼板を使用することで機器の溶接線を低減出来ます。
光沢のない銀白色表面や、連続目の研磨仕上げ、反射率の高い鏡面仕上げなども可能！
当社で行っている、「ステンレスの表面仕上げ」についてご紹介いたします。 「No.1」は、光沢のない銀白色表面でキメはやや粗く、 「BA」は、冷間圧延で得られる表面に近い鏡面状光沢面といった 特長があります。 また、切断方法は「シャーリング」や「レーザー」「ノコ」があり、 特にご指定が無い場合はほとんどがシャーリング切断となります。 【表面仕上げラインアップ(抜粋)】 ■No.1 ■2D ■2B ■BA ■#400 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
大幅に強度を高めることによりバネ性を付与！さまざまな分野で活用
当社で取り扱う、電気亜鉛めっき鋼板『高強度シルバートップ』をご紹介します。 通常の冷間圧延鋼板より大幅に強度を高めることによりバネ性を付与し、 かつ伸びを持たせた高強度鋼板に各種亜鉛めっきを施した製品。 電気・電子部品をはじめとしたさまざまな分野において、ステンレスからの 切替によるコストダウンなどに活用いただいております。 【特長】 ■耐食性 ■多様性 ■極薄対応可能 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
