【技術資料】サーミスタとは?ファインセラミックス半導体の感熱素子
負の温度特性をもった温度センサの王様
サーミスタとは、熱に敏感な抵抗体ということで、温度の変化につれてその抵抗値がきわめて大きく変化する半導体です。 一般の物質は温度が上がると抵抗値もわずかに上がります。芝浦電子が製造するNTCサーミスタは、抵抗値が大きく下がっていきます。以下の説明はNTCサーミスタに限ったものとします。 サーミスタは、Mn、Ni、Coを主体とする遷移金属酸化物の数種を原料とし、焼結されたファインセラミックス半導体の感熱素子です。 使用温度範囲が−50〜+500℃と日常温度コントロールを必要とする全範囲をカバーしており、小形で安定かつ高感度のため、家電機器や産業機器に温度センサや温度補償用として大量に使われています。 ■NTCサーミスタ電気伝導性の解説 ■サーミスタの物理的性質 ■各性質の詳細のご案内 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
- 企業:株式会社芝浦電子
- 価格:応相談