架台フレーム
ミツヤが製作しました製缶加工の架台フレームの製作事例のご紹介です。
本製品は工作機械や産業機械の装置用の架台フレームです。角パイプと厚板3種を組み合わせて溶接をしております。通常このような架台フレームは天板の厚板のベースとなる上段の角パイプのフレームと下面となる下段の角パイプのフレームを同様の物とし、4本の角パイプを組み合わせた後に、それぞれの間に角パイプを入れて架台の形とします。が、そうすると、どうしても上段と下段のフレームの側面は角パイプの端面が来るため、角パイプの端面をふさぐメクラ板が必要となり、溶接工数が上がる為にコストアップとなります。そこでミツヤでは最初に側面部の角パイプのフレームを組立から中間の角パイプを入れて架台形状に成型することで、上面や下面に空いた角パイプの端面は厚板材で埋めることになるため、部材点数を増やさない製作が可能となります。厚板上面には大きなタップ加工が角パイプまで通しで必要であった為、側面や下面のタップも含めて、五面加工機を持っている協力企業へ依頼することで精度の高いタップ加工をしております。
- 企業:株式会社ミツヤ
- 価格:応相談