知っておきたいフラッシュ製品の寿命予測(2)
高機能ページベースFTL技術により、MLCタイプのNANDフラッシュ搭載ストレージでも高い書換え耐性で長寿命!
フラッシュメモリ搭載ストレージの寿命は、主に搭載NAND Flashメモリの書込み/消去最大回数によって決まります。 NAND Flashのブロック消去回数(寿命)は一般的にSLCタイプで10万回、疑似SLCで2万回、MLCで3千回ですが、ストレージとして使用する場合は、コントローラとファームウェアによるデータ管理により、実動作での寿命はNAND単体とは異なるものになります。 データ書込み時、コントローラは内部管理ステップに従い ホストからの転送データサイズが最少でも、ストレージ内ではNAND Flashの複数ブロックを消去して書込む場合もあります。 Swissbitの durabit(TM) MLCストレージは、高度なページベースFTLマッピングを使用することにより、リードディスターブの影響を消去し、リードリフレッシュとECCによるエラー処理と、温度環境に依存するアンコレクタブルページ改善の為のリードリトライ処理で、大幅に耐久性能をUPしました。オーバープロビジョニング機能、キャッシュDRAM搭載、そしてPBM(ページベースマッピング)を組合せた、MLC NAND搭載ストレージの高性能モデルです。
- 企業:スイスビットジャパン株式会社
- 価格:応相談