Si よりも強く、デバイスフレンドリーなSiC 半導体
SiC 半導体 金属- 酸化膜- 半導体(MOS)接合デバイス パワーデバイス ハードエレクトロニクス 量子効果デバイス
炭化ケイ素(SiC)は、熱酸化によって表面にSiO2 膜を形成できる上、8 インチウェハが量産化され、デバイス作製技術が発達している、Si 半導体並にデバイス応用のし易い半導体材料です。また、ワイドバンドギャップ、高い耐放射線性・耐熱性、堅牢といったダイヤモンドに良く似た性質も兼ね備えています。まさにSiC はSi とC(ダイヤモンド)の“いいとこ取り”をした材料です! さらにここ数年間の研究により、SiC にはダイヤモンドNV センターによく似た単一欠陥が存在し、これを単一光子源やスピンとして利用することで、量子コンピューティングや量子フォトニクス、量子センシングに応用できる道のりが開かれています。
- 企業:埼玉大学 オープンイノベーションセンター
- 価格:応相談