耐熱ニッケル合金『アロイ600』
高温における耐酸化性は極めて良好!長期連続の空気酸化や各種雰囲気中で使用可能
『アロイ600(NCF600、UNS N06600)』は、クロムを14~17%を含有する ニッケル基合金で高温における耐酸化性が極めて優れている高級耐熱合金です。 各種の酸及びアルカリに極めて優れた耐食性を持つ耐食合金としても 広い用途を持っております。 加熱温度は1150~1180℃、熱間加工温度は1000~1180℃、軽い加工は850℃まで 可能ですが、650~850℃の温度範囲では割れが発生することがあります。 冷間加工性は、オーステナイトステンレス鋼よりも容易でモネルと同様です。 【特長】 ■熱間加工は比較的容易 ■溶接は標準オーステナイトステンレス鋼と同様に、TIG、MIGおよび 被覆アーク溶接が可能 ■切削は高速度鋼工具でも可能 ■窒素、水素および浸炭に対しても抵抗性が優れている ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:大和特殊鋼株式会社 本社
- 価格:応相談