活動プロジェクト アンコール王朝の起源
東南アジアで最も名高い帝国のルーツを探る調査
人里離れたタイの田舎に点在する古代の集落の多くは、早くも紀元前2000年当時に洗練された社会構造、技術、交易があったことを物語るのに十分な大きさと複雑な構造を持っています。 歴史家たちはきまって、素晴らしいアンコール文明の発生は、外部の、特にインド人の影響によるものだと言います。しかし、オタゴ大学ニュージーランド校のチャールス・ハイアムとナイジェル・チャン、そしてタイ芸術省のラカニエ・ソーサラット博士達は、これまでの学者が東南アジア固有の文化の高さを過小評価してきたと信じています。 確かにインドは豊かな文明の早期発展を目の当たりにし、近隣諸国であるカンボジアとタイに歴史的影響を及ぼしました。しかし、だからといってインドの貿易商たちが東南アジア一帯の文明の発祥に大きな役割を果たしたと言えるでしょうか? ハイアム、チャン、ソーサラットの3博士はインドの影響が広まる以前に東南アジア一帯にあった土着文化を知る手がかりを捜しています。
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