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色素×株式会社東北テクノアーチ - メーカー・企業と製品の一覧

色素の製品一覧

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東北大学技術:RNAグアニン結合性蛍光色素:T22-031

RNAに対する選択性と結合力に優れる、水素結合認識型の新規蛍光色素を提供します

本発明では、RNAに対する選択性と結合力に優れる、新規蛍光色素を提案する。RNA結合性低分子探索法として、蛍光指示薬競合置換アッセイ(FID法;RNAと結合し蛍光が大きく変化する蛍光指示薬を用いて、対象化合物との競合置換により、ハイスループットでRNA結合性を評価する方法)が知られている。既存のRNA検出プローブのほとんどは平面性構造のインターカレータ―であり、ヒット化合物を見逃さないためには結合様式の多様化が求められる。そこで発明者らは、水素結合認識型の新規プローブとしてTO-G-clampを設計した。TO-G-clampを用いて、大腸癌で治療標的になり得ると考えられているpre-mir-221に対するFIDアッセイを実施し、市販の蛍光指示薬ではヒットしなかった化合物の探索に成功した。本蛍光色素の利用により、RNA標的低分子探索・設計の発展が期待される。またTO-G-clampのRNAに強く結合して蛍光を発する性質を利用して、固定化細胞のRNA染色にも成功した。

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東北大学技術:生細胞核小体RNA検出用蛍光色素:T20-457他

高輝度・高い光安定性・明瞭なLight-up応答を実現エンベロープウイルス検出・ワクチン品質検査へも応用可能

市販の細胞内核小体RNA染色色素はSYTO RNASelectの1種類しかない。この色素は生細胞に適用できない、光安定性に乏しい、蛍光波長が比較的短波長という課題を抱えている。 本発明のBIOPは新規RNA染色色素であり、RNAと結合時の蛍光量子収率が0.42を示し、高輝度な生細胞RNAイメージングを実現した。細胞膜浸透性にも優れており、短時間で生細胞内の核小体RNAを高いコントラストで染色することができる。更に重要なことにほとんど細胞毒性を示さず、長時間観察も可能である。 BIOPはその優れた蛍光特性と膜透過性により、ゲノムRNAを内包するエンベロープウイルスの迅速検出(~10分)にも適用できる。 また、BIOPはmRNAワクチンの品質管理にも有用である。ワクチンのRNA内包率やワクチンの品質低下に基づくRNA漏出の計測に適用できることを見出している。mRNAワクチンのモデル製剤を用いた場合、BIOPの検出限界は~10 7 個/mLであるため、例えばファイザー社のBNT162b2ワクチン(約4×10 13個/mL)には十分使える感度と考えられる。

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