連続式蒸発装置 「多室蒸発装置」
単一蒸発装置の簡易性、多重効用蒸発装置の利点を最大限に生かしました。
連続式蒸発装置「多室蒸発装置」は従来よりある単一蒸発装置に分割板を入れ、液相部を三つ、あるいはそれ以上に分割し、連結管(穴)にて分別された室を連結し、各室を同一熱源で加熱するか、別個に加熱し、蒸発を行う構造になっています。原理は従来の単一蒸発缶で連続的に蒸発を行うと蒸発缶内は濃縮液の最終沸点で運転されます。多室蒸発缶においては単一蒸発缶を分割して濃縮液を分割された室を移動させ、沸点および濃度変化の差を同一蒸発缶内で作り、加熱温度と各分割部の温度・濃度との差を大きくし、蒸発効率をよくした蒸発装置です。詳しくはカタログをダウンロードしてください。
- 企業:関西化学機械製作株式会社
- 価格:応相談