近赤外分析計によるポリプロピレン(PP)の品質管理【技術資料】
レオロジー試験を行わずに近赤外分析法でメルトインデックス(メルトフローレート)を非破壊でカンタン測定!
【近赤外分析計 技術資料9 石油化学 繊維 】 ポリプロピレン(PP)樹脂を目的の形状に成形するためには、まず溶融させなければならないため、製造工程を左右する重要な特性として流動特性があります。流動特性を表すパラメータの一つにメルトインデックスMI(MI)別名、メルトフローレート(MFR)があります。これは、所定の時間内にダイスから押し出される材料の質量を測定するものです(ASTM D1238)。標準的な手順では、サンプルの梱包、予熱、洗浄など、多くの作業が必要です。サンプルの前処理や化学薬品を必要としない 可視近赤外分光法は、1分以内にMFRの分析を可能にします。
- 企業:メトロームジャパン株式会社 本社
- 価格:応相談