イオン交換膜材料『スルホン化ポリエーテルスルホン(S-PES)』
当社の『スルホン化ポリエーテルスルホン(S-PES)』は、RFB電解質膜用途で高いプロトン選択性を発現します。
バナジウム系レドックス電池(RFB)は充放電サイクル耐性や安全性に優れる ため、大型の二次電池として期待されています。 現在一般に使用されている電解質膜材料は、パーフルオロカーボンスルホン酸 ポリマーですが、非常に高価であることが広範囲での実用化を妨げていると 考えられており、芳香族ポリマーにスルホン酸基を導入した炭化水素系材料が 検討されています。 当社は、S-PESの緻密膜を作製し、RFB用電解質膜としての性能を評価しま した。 結果、膜耐久性はパーフルオロカーボン膜と同等に強く、クロスオーバー (プロトン選択性)はパーフルオロカーボン膜に対し、5倍程度優れた結果が 得られました。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:小西化学工業株式会社
- 価格:応相談