可動物体型波力エネルギー変換装置の遊水室構造
波浪発生域に移動して効率的にエネルギーを獲得できる発明をご紹介いたします
可動物体の周囲に設けられた水域を仕切る枠体の内側、即ち、遊水室内の 水の運動には水平動の成分が存在し、可動物体の鉛直方向の運動を利用する 波力エネルギー変換装置が円滑に稼動出来ないという問題点があります。 当発明では、可動物体を浮かせた遊水室内の下部に複数の小遊水室を 配置したため、遊水室内の海水は水平動を規制され、フロートは鉛直方向に 安定し浮動できます。 また、水平方向の衝撃力等が作用しないので、可動物体やその支持部を 損傷することなく安定して浮動でき、波浪エネルギーを可動物体の上下運動 により安定的に確実に取り出せます。 【研究概要】 ■防波堤に限らず、超大型浮体式構造物(メガフロート)外周部に設けた 遊水室でも同様に実施できる ■台船状の大型浮遊体構造物の場合は、台風等の際には曳航することで 可動物体型波力エネルギー変換装置を避難できる ■波浪発生域に移動して効率的にエネルギーを獲得できる ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:有限会社山口ティー・エル・オー
- 価格:応相談