【事例紹介】既設部屋をクリーンルーム化。
既設部屋をクリーンルーム化。
製品への市場要求が高度化してきているため、洗浄、塗装をクリーンな環境下で行えるようにしたいとご相談いただきました。 有機溶剤による洗浄・塗装を行うので、適切な排気処理を行う必要があり、導入コストを抑えるために、既設の空調設備はそのまま使用して、温度管理を行なう必要がありました。 問題点 1. 既設の部屋は天井材も一般的な建材(ジプトーン材)でできており発塵性が考慮されていない。 2. 浮遊粉塵が製品に付着したまま洗浄、塗装を行うと埃が再付着し、高い品質基準をクリヤーできない。 3. クリーン化した部屋への入退室、製品の搬出入時に、クリーン度が低下しない設計が必要。 4. 排気のみではクリーンルーム内が陰圧になってしまう為、クリーンエアの供給も行い、全体として陽圧にする必要がある。 5. 洗浄で発生する臭気と、塗装工程で発生する塗料を一つの排気設備で処理したい。
- 企業:蒲田工業株式会社
- 価格:応相談