【アナキンシステム使用事例】手で持って使いやすい商品(掃除機)
手で持って使いやすい商品とそうでない商品では、使う人の姿勢や動作にどのような差があるのだろうか。掃除機を例にご紹介します。
【評価の目的】使いやすい掃除機とそうでない掃除機では、人の姿勢や動作に、また、人の筋負担にどのような違いがあるかを評価します。 【評価方法】 様々な仕様の掃除機を使い、決められた動作を行ったときの主観評価、行動評価を行い、使いやすさに、どのような要因が影響を与えるかを評価します。 ■対象動作 ・フローリング上のごみ掃除 ・銃誕上のごみ掃除 ・隙間の掃除 ・隅部の掃除 ・ヘッドの脱着等 ■主観評価 ・使いやすさ ・身体(肩、脇腹、背中等)への負担の程度等 ・ごみの取れ感 ■アナキンシステムによる動作評価 ・姿勢、動作 アナキンシステムを用いて、姿勢・動作(体幹の左右・前後への傾きとそのゆれ)や手の動き(掃除機の動きと同じ)を計測します。 ・筋負担 手、腕、肩、大腿、体幹等の筋負担を計測します。 【評価結果】 ■姿勢・動作 使いやすい掃除機とそうでない掃除機では、掃除中の姿勢(身体の前後方向の傾き)や体幹と大腿の角度が異なる。また、手の動く速さにも違いがあります。 ■筋負担 使いやすい掃除機とそうでない掃除機では、掃除中の筋負担にも差があります。
- 企業:株式会社HALデザイン研究所
- 価格:応相談