技術情報誌 201906-01 天然ゴムの劣化、銀ナノインク
技術情報誌The TRC Newsは、研究開発、生産トラブルの解決、品質管理等のお役に立つ分析技術の最新情報です。
【要旨】 パルスNMR(TD-NMR Time Domain NMR)は、構造解析を目的とした高分解能NMRと異なり、緩和時間を取得することに特化した手法である。NMRで得られる緩和時間の特徴として、試料の状態(固体材料の硬さ、液体試料の分子運動など)に非常に敏感であることが挙げられる。今回はこの特徴を生かしたゴム材料の評価、およびインク材料の分散性評価を試みた例を紹介する。 【目次】 1.はじめに 2.天然ゴムの劣化評価 3.銀ナノインクの分散性の評価 4.まとめ
- 企業:株式会社東レリサーチセンター
- 価格:~ 1万円