高強度・高耐食リーン二相系ステンレス鋼「SUS821L1」
9月24日にJIS規格取得しました。高強度による軽量化が可能に!!!塩素・水に強く耐食性向上が見込めます。
新日鐵住金ステンレス株式会社が世界に先駆けて開発したリーン二相系ステンレス鋼です。21%Cr・2Niと言う組成で、SUS430に代表されるフェライト組織とSUS304に代表されるオーステナイト組織が入り混じった細かい組織を形成することにより普通鋼の2.5倍・SUS304の約2倍の強度が有ります。大幅な軽量化が図れます。さらに耐食性にも優れ、加工後における塩素雰囲気での応力腐食割れを起こしにくく、沿岸地域などの条件にも信頼性を発揮します。NSSSC2120と言う名称でしたが、昨年9月24日にJIS規格を取得、「SUS821L1」と成りました。現在は太陽光発電の架台・取りつけ金具が主体ですが、今後各方面での用途拡大が見込まれます。
- 企業:杉山金属株式会社
- 価格:応相談