9月24日にJIS規格取得しました。高強度による軽量化が可能に!!!塩素・水に強く耐食性向上が見込めます。
新日鐵住金ステンレス株式会社が世界に先駆けて開発したリーン二相系ステンレス鋼です。21%Cr・2Niと言う組成で、SUS430に代表されるフェライト組織とSUS304に代表されるオーステナイト組織が入り混じった細かい組織を形成することにより普通鋼の2.5倍・SUS304の約2倍の強度が有ります。大幅な軽量化が図れます。さらに耐食性にも優れ、加工後における塩素雰囲気での応力腐食割れを起こしにくく、沿岸地域などの条件にも信頼性を発揮します。NSSSC2120と言う名称でしたが、昨年9月24日にJIS規格を取得、「SUS821L1」と成りました。現在は太陽光発電の架台・取りつけ金具が主体ですが、今後各方面での用途拡大が見込まれます。
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基本情報
弊社に於いては、いち早く「SUS821L1」の薄板在庫販売を開始いたしました。板厚は0.8・1.0・1.2・1.5・2.0・3.0を品揃えいたしております。サイズは1000X2000 1219X2438です。尚、研磨・ビニール貼付・シャーリング加工・レーザー・板金加工もお受けします。シャーリング加工は15mm幅で切断しても捻じれの出ない最新型のシャーリング機を備えています。サイズは3048mmまでです。少量でもお受けできます。サンプルもお出しできますのでお気軽にお声かけください。
価格帯
納期
2・3日
用途/実績例
南港倉庫向け、太陽光発電パネル取りつけ金具(SUS304 3.0mm→ SUS821L1 2.0mm) 30トン→20トン(10トンの軽量化) 運賃・躯体などもコストダウン。
企業情報
昭和38年創立以来、当社は「優れた材料から価値ある製品を」をモットーに、全社一丸となってステンレス鋼の販売一筋に尽力して参りました。生活空間に無くてはならない存在となったステンレス鋼も、技術革新の基、新たに高機能・省資源鋼種が開発されてきています。これからもステンレス鋼材・新素材の販売を通じ、ユーザーの価値ある製品づくりのために精力的に活動を行って参ります。