亜鉛ニッケル合金めっき+三価クロメート処理
特に耐熱性や皮膜高度に優れているため、過酷な環境化でも高い耐食性を維持します
亜鉛ニッケル合金めっきは自動車業界では最も過酷な環境での腐食を防ぐめっきとして、 亜鉛めっきを超えて、カドミウムに代わるめっき標準となっています。 ・道路の凍結を防ぐために塩化カルシウムなどの凍結防止剤の散布や、 潮風のかかる場所では通常の亜鉛めっきの被膜に有害な空洞や侵食が発生します。 ・ビッカース硬度350~450kg/mm2と亜鉛めっき被膜の3~4倍となっており、 優れた耐摩耗性と耐傷性を持っています。 ・高い耐熱耐食性を持っており、エンジン周りなど高温環境下で使用される部品に適しています。 当社のアルカリ浴 亜鉛ニッケル合金めっきは、 ニッケル共析率12%~16%と高ニッケル共析率の皮膜となっています。 アルカリ浴の特徴である高いカバーリング性と均一電着性を持っており、複雑な形状の部品に適しています。 通常、亜鉛ニッケル合金めっきは、合金状態では通常、鈍い灰色の仕上げになっていますが、 クロメート処理を行うことにより、青や黒などの色付けとともに、優れた耐食性その他特性を備えることができます。
- 企業:株式会社NK工業
- 価格:応相談