その故障は湿度が原因かもしれません! 故障対策保全に G-ブレス
防水構造でも内部 温度が数℃下がるだけで高湿度や結露となります。製品仕様の湿度範囲を超えて使用していませんか?
まさか故障の原因が、「湿度」とは思ってもいなかった! 防水構造、仕様湿度範囲:20%~80%の製品。昼間の点検時の内部温度25℃ 湿度60%で問題の無い環境。 しかし、後日故障した。原因調査で内部の温度湿度を調べたところ湿度が夜間上昇している!なぜ? 温度25℃ 湿度60%の時、結露が始まる露点温度は16℃です。温度が数℃下がるだけで高湿度、結露となります。 (相対)湿度% = 実際の空気中の水蒸気量 / 空気中に蓄えられる水蒸気量(飽和水蒸気量)X 100 分母の飽和水蒸気量は、温度が下がると小さくなり、温度が上がると大きくなる特性があります。 そのため、空気中の水蒸気量が変わらなくても、温度が下がれば湿度は上昇します。 逆に温度が上がれば湿度は下がるため気づきにくい事象です。 製品内部の湿度は中湿度~高湿度域を上下変動し、製品仕様の湿度範囲を超えている恐れがあります。この状況を知らずにダメージを受け、ある日突然故障(接触不良、電源が落ちる、絶縁抵抗値低下等)が発生します。特にインフラ設備は1設備だけの故障では済まされません。 湿度は高過ぎても低過ぎてもトラブルは発生します。
- 企業:NTTアドバンステクノロジ株式会社
- 価格:応相談