【AI画像検査事例】透明フィルムによる個包装の計数
金粉の個包装の計数、内容量の検査、パッケージのフィルムが重なっていないかの検査を行います
サプリメントやお薬、食品などの包装に透明フィルムが使用されていることは日常でもよく見かけます。 【検査設定と検査結果】 (1)フィルムの個数の検査→判定可 5 連まで判定しましたが精度高く判定できました。 10 連の連なりも全体が映る位置にカメラを設置いただけば判定可能になります。 (2)内容量の検査→判定不可 室内灯ではフィルムの反射で内容物が確認できず、サンプル品の横に黒い板を設置しての撮影+検査としましたが、内容物の重なりや偏りなどもあり、量を見分けるのは出来ませんでした。検査するためには照明や内容物の偏りの工夫や調整が必要になります。 (3)フィルムの重なりの検査→判定ミスあり 80%(判定ミス 10 / 50)の精度での検出ができました。 重なりは無数にパターンがあるため今回は 40 枚で学習しましたがより多くの教師画像を 登録すると精度が上がると感じました。完全に重なっている場合には1枚と判定してしまいます。
- 企業:株式会社スカイロジック
- 価格:応相談