標準水素電極 あらゆる電気化学測定に!
電位基準として応答が早く、非分極性が高く、また経時劣化は最小で済むという特徴を持っています。
ポテンショスタットなどを用いた電気化学計測において重要となるのは、電位の基準となる参照電極です。通常は飽和カロメル電極、銀・塩化銀電極など固体電極が使用されます。これらは使用に当たって試験溶液に投入すればすぐに使えるという便利さはありますが、長期間使用したときの劣化や経時変化、誤って電流が流れたときの電位回復に時間がかかること、内部液による試験溶液の汚染など、問題点を多く含んでいます。また、水銀など有害物質を用いることは、対環境上も好ましくありません。 特に燃料電池関連の触媒研究においては、「水素極」の基準となるもので、推奨されるはずのものですが、これまで手軽に使用できるものは多くありませんでした。弊社TFCL型標準水素電極は、「使いやすさ」を考慮して開発されました。
- 企業:株式会社つくば燃料電池研究所
- 価格:1万円 ~ 10万円