化学研磨
複雑形状も、化学反応による非接触処理で均一な光沢と高精度な平滑性を実現。変形の心配もなく大量処理にも対応可能です。
東陽理化学の化学研磨は、金属表面を薬液による化学反応で溶解し、非接触で均一に仕上げる表面処理技術です。 物理的な力を加えないため、変形やキズの心配がなく、極薄板や複雑形状の部品にも安定した処理が可能です。 表面の微細な凹凸やバリを除去し、光沢性や清掃性に優れた外観を実現します。 バフ研磨では届かない内面や細部にも処理が行き届き、仕上がりのムラが少ないのが特長です。 寸法変化も最小限に抑えられるため、精密部品の仕上げや、後工程での組立・洗浄性が求められる製品に最適です。 また、処理スピードも早く、量産対応にも適しており、コストパフォーマンスにも優れています。 主な対象はステンレス(SUS304、SUS316など)で、切削やプレス、溶接加工後の機械部品、カバー、フレーム、サニタリー部品などへの適用実績が豊富です。 医療機器、食品製造装置、精密装置関連など、清浄性と外観品質が重視される分野で多数採用されています。 東陽理化学では、用途に応じた処理条件の設計と品質管理を徹底し、小ロットから量産まで柔軟に対応可能です。
- 企業:東陽理化学株式会社
- 価格:応相談