同位体研究所 安定同位体分析
自然界に存在する天然の追跡用指標
安定同位体は、生態系の研究や地球科学、資源探査において利用されてきました 地球上には、100種類以上の元素が存在します。 そして元素の性質を決める「陽子」は同じですが、「中性子」の数が異なる為、同じ性質を有する原子でありながら重さ(質量)が異なる原子が存在します。 これを「同位体」といいます。 例えば、水素を例にすると、陽子が一つだけの水素、陽子及び1つの中性子をもつ重水素、さらに陽子と中性子2つをもつ3重水素などがあります。 この同位体の中で、不安定で時間が経つと放射能を発して、中性子を放ち、原子番号が変わってゆく、放射性同位体と、安定して存在する安定同位体の2種類があります。例えば窒素を例にすると大気中の窒素の中で¹⁴Nは、99.635%を占め、¹⁴Nより中性子が1つ多く、重い¹⁵Nは、0.365%存在します。
- 企業:株式会社同位体研究所
- 価格:応相談