金型の離型性を向上させるコーティング技術
はりつきやすいゴム・樹脂・エラストマー製品の型離れをよくするコーティング・離型表面処理をご紹介します。
金型の離型性とは、金型から製品がスムーズに脱型する性質を指します。 離型性が悪いと、製品の脱型に時間がかかったり、製品に傷が付いたりするなどの問題が発生します。 離型性を向上させる方法として、コーティングが有効です。 コーティングは、金型の表面に被膜を形成することで、非粘着性を高め、離型性を向上させます。 コーティングの種類によって、離形性に優れる相手材の種類や、耐久性、耐摩耗性などの特性が異なります。 また、金型の材質や形状、成形する樹脂の種類などによって、適切なコーティングが異なります。 『バイコート』は、 「無機材料の表面処理技術」と「有機材料の表面処理技術」 を組み合わせることにより、 離型+耐摩耗 という理想的な機能を達成したシステムです。 射出金型などの過酷な使用部位にも耐え、たしかな潤滑性、離型性をもたらします。 また、加工寸法精度が優れているため、ミクロン単位の寸法精度が要求される箇所にも適しています。 バイコートを加工することで、離型性を向上させ、 製品の不良を低減し、生産性を向上させることができます。 ※製品資料・事例のPDFダウンロード頂けます。
- 企業:株式会社吉田SKT
- 価格:応相談