DP型晶析装置
独自開発のDP型晶析装置やクリスタルオスロ型晶析装置等の豊富な実績をもとに晶析操作に関するソリューションを提供
【原理】 ドラフトチューブ内外に逆向きの内羽根/外羽根を取り付けた独自のDP(Double Propeller)羽根を採用した晶析装置です。この一体型の羽根(ダブルプロペラ)により、ドラフトチューブ内外に上昇流(内側)と下降流(外側)を同時に形成するため、「低回転数で大循環量」という工業晶析における理想的な槽内混合状態を実現します。 【特長】 大循環量 装置内に良好な混合状態が形成され、均一な操作過飽和度が得られるため品質の良い結晶を生成することができます。また、局所過飽和が発生しにくいため微晶の発生やスケーリングを抑制することが可能です。 シャープな粒度分布 低回転数のため核発生抑制効果が高く、また、ダブルプロペラの回転数調節により、槽内循環量を任意に変化させ、所望の操作過飽和度に調節することが可能なため、大粒径から小粒径まで要求粒度の結晶をシャープな粒度分布で製造が可能です。 信頼性の高いスケールアップ 操作過飽和度をスケールアップファクターとしているため、確実なスケールアップが容易です。
- 企業:月島機械株式会社
- 価格:応相談