粉体塗装がのらない原因とは?アース不良と治具管理
同じ条件なのに一部の製品だけ粉が付かない。静電塗装のアース抵抗と治具の汚れを解説します。
同じ条件で吹いているのに、この製品だけ粉が付かない。 ガンではなく、犯人は治具かもしれません。 ────────────── ■発生原因 粉体塗装は静電気で粉を吸着させるため、確実な接地が前提です。 治具に塗料が堆積すると絶縁体になり、電気が逃げません。 ■真相 現場では治具1本で数十回の連続使用が普通です。 接地抵抗が1メガオームを超えると付着効率は目に見えて落ちます。 下部や内側から先に付かなくなるため、部分的な薄膜と誤認されます。 ■改善策 治具は焼却炉や剥離槽で定期的に塗膜を落とし、接点を素地に戻します。 使用前に接地抵抗を測り、1メガオーム以下を合格条件にします。 治具管理と静電条件の資料をご活用ください。
- 企業:永和工芸株式会社 平野塗装工場
- 価格:応相談