引張ばね テンションスプリング 板フック 折れ・変形対策
折れや変形に強いフック形状です
引張バネのフックは、通常、バネの両端の1巻を立ち上げて成形します。 引張バネに荷重を加えると、このフックの根元や内側に応力(負荷)が集中しやすいため、折損や変形などのトラブルは、フックを起点に生じるケースがほとんどです。 そうした引張バネの”弱点”をカバーしたのが、写真のような板フックを取り付けたバネです。 板を別に製作する分割高となりますが、フックへの応力集中を軽減できるため、折れや変形といったトラブルに強いフック形状です。 このフック形状は、JIS規格では「ねじ込みフック」と呼ばれます。 なお、丸線のフックをバネの内側に組み込んだ「絞り丸フック」も、折れや変形に強いフック形状です。 (絞り丸フックに付きましては、下記の関連リンクをご参照ください) 折れや変形など、バネのトラブルでお困りの際は、お気軽にご相談ください。 折れたサンプルなどを送っていただければ、改善対策をご提案いたします。 ばね、スプリングの鶴岡発條株式会社 技術担当:氏家(うじいえ) 電話:0235-22-0407 FAX:0235-22-0546 メール:web@tohj.com
- 企業:鶴岡発條株式会社
- 価格:応相談