引張ばね(引きばね)のご相談、製作を承っております。
引張りばねは「引きばね」ともいい、引張荷重を受けるばねで、線バネの代表的なものです。 引張りばねのフックにはさまざまな形状があります。通常は逆丸フックやUフックの形状が選択されます。それぞれの引張りばねのフック形状にはメリットとデメリットがあり、加工コスト(加工難度)とフック強度を勘案して設計を行います。 引張りばねが使用される用途は、大きいのもでは飛行場で使用されるタラップに取り付ける引張ばねや、小さいものではリレースイッチの中に使用する引張ばねがあります。日常生活では、美容院の椅子に取り付ける引張りばねやバイクのスタンド用引張りばねなどを製造しています。 引張りばねには圧縮コイルばねと違って、初張力というものがあります。 初張力は密着状態にコイリング成形するときに、線材同士が密着方向にねじれてできる力です。引張ばねの初張力は、冷間成形でコイリングを行うときに発生する特有の現象です。コイリングの方法で、初張力は強くも弱くもすることができます。 ただし、初張力ゼロにする場合には、圧縮コイルばねのようにピッチを少しだけ付けてコイリングする必要があります。
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基本情報
引張ばね(引きばね) 材質:SW-C,SUS‐304,SWPA,SWPB,SWOSC-V,など 線径:φ0.1~6.0までご対応(それ以外の線径でもご相談いただけます。) 個数:1個~量産まで製作可能 製作方法 線径にあった機械で巻取りを行い、焼き入れ→防錆油処理後、出荷となります。 その他:アセンブリ(二次加工)なども承ります。
価格情報
線径・巻き数・個数などで価格が変動します。 弊社営業担当の御見積書をご確認ください。
納期
用途/実績例
爪切り用/ゴムロープ用/ シャッター用/バイク部品/自転車部品/加工機械部品/飛行場で使用されるタラップ用/リレースイッチ用
企業情報
フセハツ工業株式会社は、バネの総合メーカーです。当社では、1個のばねの試作から量産まで、そして組立作業の効率化も含め、お客さまとともに専属の営業担当者が一緒に考え、全面的にサポートし、ばねに関連するあらゆる問題の解決に取り組んでいます。今後も最新の設備による生産技術によって、お客さまが求められている品質・価格・納期にお応えし、高品質の製品をご提供していきます。