TD1011V 自然対流と熱放射実験装置
自然対流と熱放射実験装置
この装置は圧力が大きく変化することによって熱がどのように伝わるか実験し、放射と自然対流の違いを明らかにします。 鋼製圧力容器(円筒型)と制御装置、真空ポンプと圧縮空気用レギュレータで構成され、圧力容器の中央部には小型ヒータがつるされ、ヒータ表面と容器壁面には温度計測用の熱電対が取り付けられています。ヒータと容器温度、圧力はデジタル表示されます。またヒータ表面と容器内側は理想的な熱放射体として黒色になっています。 実験では最大125kPa(ゲージ圧)まで圧縮空気を充填でき、約-100kPa(ゲージ圧)の真空排気ができます。真空状態を作り出し対流による熱損失を減らした状態での実験はより正確な熱伝達の計測を可能にします。表面の放射率を測定し、ステファンボルツマンの法則を証明、ヌセルト数、グラソフ数、プラントル数、クヌーセン数を用いた無次元特性を理解します。 付属のデータ自動収集システム(VDAS)を使用することで、 各種データをリアルタイムにPC(別売)に収集・解析することができます。
- 企業:株式会社メガケム
- 価格:応相談