水密ゴムとは(3)<使用されるゴム材料>
1度取り付けられると数十年に渡る使用を想定!水密ゴムに使用される材料をご紹介
水密ゴムは、ダムや水門の水圧に耐えたり、日光や空気(オゾン)にも長期間 さらされたりするため、材料はこうした過酷な条件に耐えられるように、選定や 配合が考えられています。 材料としておもに使用されるのは、耐候性・耐薬品性などの数値が平均的に 高く、バランスにすぐれたCR(クロロプレンゴム)と、パラゴムノキという 植物の樹液からできるNR(天然ゴム)です。 また、CRやNRの単体での使用だけでなくゴムに樹脂などを接着する複合的な バージョンもあります。ゴム本来の滑りにくさを解消するために、摩擦係数の 低い(滑りやすい)樹脂をゴム表面に接着することもできます。 【求められる物性】 ■吸水性が少ない ■弾性に富んでいる ■耐久性がある ■耐候性にすぐれている ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:共同ゴム株式会社
- 価格:応相談