【誘導加熱の用途別適用事例】浮遊溶解
金属を空中に浮かせて溶解
金属などの導電性材料の溶解時の汚染を最小にする方法として浮遊溶解が知られています。 この方法は、誘導加熱により少量の導電性材料を空中に浮遊させ溶解することです。 材料が溶解したら下に落とされるか型の中に入れられます。 浮遊溶解が有効なアプリケーションとしては、宝飾品、歯科材料、電子工業、航空宇宙関連の研究分野があります。 【浮遊溶解の動作原理】 導電性材料が誘導磁界の中に置かれると、その中に誘導電流が流れ その電流は材料の抵抗により熱を発生させます。 熱が発生している間材料に流れる電流はコイルに流れる電流が発生する磁束と逆向きの磁束を発生させ、 その力が溶解した材料に作用します。 この力を適切にコントロールすれば溶解した材料を浮遊させることができます。 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
- 企業:アロニクス株式会社
- 価格:応相談