【金属熱処理ガイド】焼戻しとは
熱処理の基礎知識をご紹介!再加熱後、保持する温度により組織の変化が異なります
「焼戻し」は、焼入れによって硬化した鋼に靭性を与える 目的で行われる熱処理で、マルテンサイト組織の状態から 鋼を再加熱し、一定時間保持した後に徐冷する作業です。 再加熱後、保持する温度により組織の変化が異なり、 摂氏600度程度で焼き戻すとソルバイト組織が、 摂氏400度程度で焼き戻すとトルースタイト組織が得られます。 また、焼入れ後、ソルバイト組織が出る温度で焼き戻す一連の 工程を特に調質と言います。 【焼戻しとは】 ■焼入れによって硬化した鋼に靭性を与える目的で行われる熱処理 ■マルテンサイト組織の状態から鋼を再加熱し、一定時間保持した後に 徐冷する作業 ■摂氏600度程度で焼き戻すとソルバイト組織が、摂氏400度程度で 焼き戻すとトルースタイト組織が得られる ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:株式会社伊藤熱処理
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