不良多発品の原因を追及して形状最適化で出来るコストダウン事例
不良発生多発の原因を探し出してVA,VEによる形状最適化を図り行えるコストダウン事例
不良多発部品には原因がある事が多く、此処を顕在化して解決する事でコストダウンに繋がる事が多くあります。 「不良を出さない」と言う事はコストダウンの隠れた手法です。 本部品で画像の丸印に焼き割れが多発して不良となる事が多い為その原因を検証して対策を模索します。 ■現状の問題点を検証 焼き割れの原因が何処にあるのかを考えて行きます。 丸印にある角部が鋭角になっている事と左側が他の面と比較して極端に狭い為焼き入れ時の温度変化でひずみが出やすく焼き割れとなることと考えられます。 【改善前】 ●材料:SK3 熱処理:55度HRC 角部を90度に仕上げていた為、焼き入れ時に応力が働き焼き割れが頻発していた 【改善後】 ●焼き入れ時の応力を分散させて焼き割れの不良を無くすことに成功
- 企業:有限会社フナックス・エンジニアリング 本社
- 価格:応相談