人と付き合いやすい社会的なロボット・AI を作る
キーワード: ロボット AI コミュニケーション
ロボット・AI の社会進出が目覚ましい近況でも、ロボットやAI を取り扱いにくいと感じ、導入を見送る状況は多く見られます。特に、ChatGPT に代表される高性能AI は単なる文章生成にとどまらず、画像に映る物体を自動認識できるような高度な機能を示す反面、出力の安全性・信頼感に疑問を持たれることが多くあります。 私は、ユーザである人間に対し、ロボットやAIが自身のできること・できないことを感覚のレベルで分かりやすく伝える機能を実現し、「真に使いやすい」ロボット・AI の実現を目指しています。工学の力により社会的で利用可能なロボット・AI を社会実装レベルで開発し、社会学の知見も用いてユーザに対する影響を調査する研究を行っています。 また、ユーザの行動意図や感情、人通りの多い領域のようなユーザ・周辺環境の文脈情報も必要になるため、カメラ映像やレーザ距離計(LiDAR)、温度センサなどの様々なセンサのデータから、目に見えにくい人や環境の状態を推定する研究も同時に行っています。
- 企業:埼玉大学 オープンイノベーションセンター
- 価格:応相談