GCxGC-TOFMSによる自動車室内のにおいの網羅的分析
正確なマススペクトルの抽出が可能!異臭クレームにおける原因物質の特定にも有用
自動車室内のVOCの分析方法としてGCMSを用いたターゲット分析が定められて いますが、ターゲット分析でにおい成分をすべて把握することは困難です。 また、自動車室内VOCには非常に多くの成分が含まれているため、1次元GCを 用いた手法ではすべてのピークの分離することは困難でした。 そこで、本分析では微量成分まで捕集可能な加熱脱離用捕集菅による サンプリングとGCxGC-TOFMSによるノンターゲット分析を組み合わせる ことにより、自動車室内のにおい成分を明らかにすることを試みました。 【概要】 ■GCxGC-TOFMSによる高感度分析とデコンボリューション ■通常の1次元GCでは分離が困難な共溶出成分の分離と正確な マススペクトルの抽出が可能 ■においに含まれる各成分の組成比を簡易的に把握 ■製品の変質、製品由来の有臭化合物の割合の変化など、さまざまな要因が 考えられる製品の異臭クレームにおける原因物質の特定にも有用 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:LECOジャパン合同会社
- 価格:応相談