硝化・脱窒とは?窒素除去のしくみ【基礎知識】
アンモニアを硝酸に変え、窒素ガスとして水から出す。なぜ脱窒槽を硝化槽の前に置くのか?2つの反応の条件と組み合わせ方を解説。
排水に含まれる窒素は、有機性窒素やアンモニア、亜硝酸、硝酸などの形で存在します。生物処理で窒素を除くときは、アンモニアを酸素のある状態で酸化する「硝化」と、できた亜硝酸や硝酸を窒素ガスに変える「脱窒」を組み合わせます。 ■硝化は2種類の細菌のリレー? 硝化は、次の2つの反応で進みます。 1.亜硝酸菌:NH4+ + 3/2O2 → NO2- + 2H+ + H2O 2.硝酸菌:NO2- + 1/2O2 → NO3- この2つの細菌をまとめて硝化菌と呼び、それぞれアンモニウムイオンと亜硝酸イオンをエネルギー源にしています。 ■窒素はどこへ消える? 脱窒菌は、有機物を酸化するときに必要な酸素が足りないと、その代わりに亜硝酸や硝酸の中の酸素を使います。その結果、硝酸などは窒素ガスに還元され、水の外へ出ていきます。硝酸の場合は「2NO3- + 5H2 → N2 + 2OH- + 4H2O」と表され、このH2は脱窒菌の代謝によって有機物から与えられる水素です。まずはお気軽にご相談ください。
- 企業:トリイ株式会社
- 価格:応相談