ステンレスの絶縁表面処理とは?
ステンレスは錆びにくくさまざまな用途に使用されます。ステンレスに絶縁性を持たせたい場合どのような方法があるのかご紹介します。
■ステンレスの腐食と絶縁 ステンレスは、錆びにくい金属として知られていますが、異種金属間腐食を起こすことがあります。 絶縁性の高い樹脂で被膜して電気的な接触を断つことによりガルバニック(異種金属間)腐食を防ぐことができます。 ■絶縁性の高い樹脂 一般的に、プラスチック(樹脂)は電気を通しません。 その中でも、フッ素樹脂やポリイミドといった樹脂は 特に電気絶縁性優れ耐熱性にも優れるためさまざまな用途で活用できます。 ■絶縁表面処理の注意点 フッ素樹脂コーティングなどでステンレス表面を絶縁コーティングすることで、 ステンレス表面に電気が流れない状態を保つことができます。 しかし、このようなコーティングは高温での焼き付けが必要であったり、ピンホールの無いコーティングが必要です。 そのため基材(部材)の設計や膜厚なども検討が必要で、専門の業者に依頼するのが適切です。 ※フッ素樹脂の電気特性については”PDFダウンロード”をクリックいただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 ステンレスへの絶縁被膜をご検討の際は、ぜひ吉田SKTまでお問い合わせください。
- 企業:株式会社吉田SKT
- 価格:応相談