ステンレスは錆びにくくさまざまな用途に使用されます。ステンレスに絶縁性を持たせたい場合どのような方法があるのかご紹介します。
■ステンレスの腐食と絶縁 ステンレスは、錆びにくい金属として知られていますが、異種金属間腐食を起こすことがあります。 絶縁性の高い樹脂で被膜して電気的な接触を断つことによりガルバニック(異種金属間)腐食を防ぐことができます。 ■絶縁性の高い樹脂 一般的に、プラスチック(樹脂)は電気を通しません。 その中でも、フッ素樹脂やポリイミドといった樹脂は 特に電気絶縁性優れ耐熱性にも優れるためさまざまな用途で活用できます。 ■絶縁表面処理の注意点 フッ素樹脂コーティングなどでステンレス表面を絶縁コーティングすることで、 ステンレス表面に電気が流れない状態を保つことができます。 しかし、このようなコーティングは高温での焼き付けが必要であったり、ピンホールの無いコーティングが必要です。 そのため基材(部材)の設計や膜厚なども検討が必要で、専門の業者に依頼するのが適切です。 ※フッ素樹脂の電気特性については”PDFダウンロード”をクリックいただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 ステンレスへの絶縁被膜をご検討の際は、ぜひ吉田SKTまでお問い合わせください。
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企業情報
製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。