【トピック】嫌気性消化処理設備を好適に運用するために
揮発性酸およびアルカリ度の測定!関連製品のオンライン滴定装置も掲載
嫌気性消化における多段階プロセスでは、まず始めにさまざまな種類の細菌が 複雑な有機化合物を揮発性脂肪酸(VFA:Volatile Fatty Acids)に変換し、最後に バイオガス(メタン)に変換します。 好適な結果を得るためには、消化槽のpH値は6.5から7.5の間であるべきですが、 pHを測定するだけでは十分とはいえません。持続可能で安全な運転を行うためは、 酸濃度の変化を補償するために十分な緩衝能力(総アルカリ度TAC)が必要です。 酸性に傾きすぎた消化槽は、バクテリア、特にメタン生成バクテリアにとっては 有害です。 低pHの有害な条件による異常事態の発生は、対応に非常にコストが かかる場合があり、また消化槽の再播種にも長い時間が必要です。 そのため、VFAとTACの比率を測定することは、消化槽の実態を知る上で良い指標と なります。 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:ハックジャパン株式会社
- 価格:応相談