調湿装置
調湿条件下でラマンスペクトル測定が可能
安定性試験ガイドラインには温度、湿度、光等の様々な環境要因の影響下で製剤の有効期間及び医薬品の貯蔵条件を決定するための安定性試験は医薬品承認申請に必要な試験であると記載されている. そこで,非接触の測定が可能で粉末X線回折と同様に結晶多形の識別に使われているラマン分光法を使って,環境要因の1つである「湿度」に着目し,モデル製剤のカフェインの調湿条件下で水和物から無水物への結晶転移をラマンスペクトルで分析・評価を行い,ラマン分光法が調湿条件下で原薬の結晶形の観察に有効であることを示した.
- 企業:株式会社テックアナリシス
- 価格:応相談