海上重力計 OSK 12AM001
ビーム型重力計に特有のクロスカップリング誤差、頻繁なダンパー調整、振動感度の問題を解消するために設計された全く新しい重力計。
約3年間の研究開発期間を経て発表された海洋アプリケーション用の重力計。ビーム型重力計に特有のクロスカップリング誤差、頻繁なダンパー調整、振動感度の問題を解消するために設計された全く新しい重力計です。 ・プルーフマスを垂直方向の直線運動に拘束することにより、従来のビーム型重力計に特有のクロスカップリング誤差を排除しています。 ・ダンパー調整も不要です。 ・液体ダンピングを採用しており、空気ダンピングセンサーにありがちな振動に対する感度をほぼ排除しています。 ・製造時の微小な不均一性による残留誤差はビーム型センサーの3~5倍と低く抑えられています。ビーム型と異なり、不完全性誤差は経時的に安定するため、変化を追跡するための定期検査を必要としません。 ・さらに、ビーム型重力計の欠点であるスロープエラー(動的条件下でのビーム位置による読み取り誤差)を解消しています。
- 企業:オガワ精機株式会社
- 価格:応相談