電子ビーム溶接 応用例「メーンドライブギヤー S Cr 22」
組立て溶接に!設計概念をかえる新しい加工技術を利用して溶融溶接を行なえます
電子ビーム溶接は、これまで原子力・航空機・宇宙産業といった特殊分野に限られていましたが、最近では自動車産業・電気機器・工具関係等一般産業にまで使用され、新しい加工技術として実用化の時代を迎えました。 稲沢機械製作所では、中部工業地帯の需要に対応するため日本電気製全真空型電子ビーム溶接機を導入し優れた技術力をもとに、能率良い作業と低廉な加工費で、電子ビーム溶接の委託加工をお引き受けすることになりました。 電子ビーム溶接は高真空中で高電圧にて加速され、かつ集束・制御された極めてパワー密度の高い電子ビームを利用して、溶融溶接を行なう方法です。 この電子ビームのパワー密度は通常10⁶ワット/cm²以上(アーク溶接の約5000倍以上)あるため溶け込みが深く、しかも巾のせまい溶接部が得られます。 【特徴】 ○薄板から厚板まで広範囲の突合わせ溶接ができる (0.02mm程度の箔から50mmの厚さの溶接が1回で行なえる) ○高融点の材質同志の溶接ができる (モリブデン・タンタル・タングステンなど) 詳しくはお問い合わせ、またはカタログをダウンロードしてください。
- 企業:株式会社稲沢機械製作所
- 価格:応相談