アキシャルギャップ型モータとは?
【概要紹介】アキシャルギャップ型モータとは?
■アキシャルギャップ型モータとは アキシャルギャップ型モータは、磁束が軸方向に流れる構造を持つ高効率・高トルク型の 電動機です。 ステータとロータが円盤状に対向配置され、磁束が軸方向(アキシャル方向)に流れることで、 従来のラジアル型モータとは異なる性能特性を発揮します。 ■原理構造 アキシャルギャップ型は、ステータコイルとロータ磁石が平面状に対向して配置され、磁束が 軸方向に流れることでトルクを発生します。 この構造により、磁束密度の集中・トルク発生面積の拡大が可能となり、コンパクトながら高出力を 実現します。 ■ラジアル型モータとの違い ラジアル型モータは汎用性が高く、製造コストや設計の自由度に優れていますが、構造上どうしても 厚みが出やすく、冷却やトルク密度の面で制約があります。 それに対してアキシャルギャップ型モータは、薄型・高トルク・高効率という特長を持ち、スペース 制約のある特殊車両や小型モビリティ、ロボット分野などのアプリケーションに最適です。 特に、軽量化と高出力の両立が求められる用途では、アキシャル型が大きな優位性を発揮します。
- 企業:株式会社ダイナックス
- 価格:応相談