プラズマ窒化処理(イオン窒化処理)
真空中でプラズマエネルギーを利用した環境重視の窒化処理についてのご紹介です
朝日熱処理工業株式会社では、真空中でプラズマエネルギーを利用した 環境重視の窒化処理を行っております。 真空炉中、炉壁と処理品との間で直流電圧をかけると、グロー放電が発生。 グロー放電を起こすための反応ガスとして、水素とガスを使用しています。 励起したプラズマ中に、窒化反応ガスとして窒素ガスを導入すると、 窒素原子は、同様に励起してN+のイオンに変わります。 このN+イオンを処理物の表面に帯電させ、活性化窒素元素を拡散させ 表面硬化させる方法です。 一般的には、1から10torrの真空減圧下で400℃から570℃で処理されます。 【特長】 ■処理に使用する熱源がプラズマであり、省エネ ■ガス濃度を容易に変えられ、窒化特性を調整できる ■浸炭性ガスを使用することにより、窒化とともに浸炭が可能 ■500℃以下の低温域での窒化処理ができ、寸法変化歪が少ない ■治具等で容易にマスキング(窒化防止)ができ、部分窒化が可能 ■無公害処理であり、地球温暖化に結びつくガスをほとんど使用しない ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:朝日熱処理工業株式会社
- 価格:応相談