マシンフレームカバー
こちらは株式会社ミツヤで製作をしました板金加工のマシンフレームカバーの製作事例のご紹介です。
本案件は鋼板材のみを使用した板金加工のマシンカバーです。当初は補強材として角パイプやアングルなどを組み込んだ製缶板金加工の製品でありましたが、特に角パイプの角のR部と鋼鈑材の面を溶接すると、鋼板材の表面の溶接痕が溶接熱で強く引っ張られて凹凸歪が大きくなるため、溶接痕を分からなくするための仕上げ作業に大きく時間を要していました。そこで、株式会社ミツヤからVA案で角パイプやアングルなどとほぼ同等の効果を持った曲げ板材の板金加工の部材に変えることを提案し、歪みを小さくすることで仕上げの工数を削減しました。また、板厚も当初は5種類あったのですが、VA提案で2.3tと4.5tに絞り込むことで、レーザ加工や曲げ加工の金型交換の前段取り工数を大幅に削減することが出来ました。
- 企業:株式会社ミツヤ
- 価格:応相談