<製造技術紹介> 圧延設備【特殊金属エクセル】
圧延機に組み込まれた圧下位置制御AGCプログラムにより、高精度板厚の冷間圧延が可能です。
冷間圧延は、常温の材料を回転しているロールの間に通し、上下の圧力により薄く延ばす加工方法で、大きな力を加えて加工する塑性加工の一つです。 当社では自社設計の圧延機 及び圧延機に組み込まれた圧下位置制御AGCプログラムにより、高精度での板厚コントロールが可能となりました。 <冷間圧延のメリット> 加熱した材料を圧延する熱間圧延に比べ、板厚の精度が良く、均一で、かなり薄い板厚まで加工することができます。 酸化被膜が生成されないため、光沢のある表面仕上がりを出すことができます。 内部組織を細かく均質にでき、部品加工後の安定化にもつながります。 機械的特性(HV, TS, YS, EL)をコントロールすることが可能になります。
- 企業:株式会社特殊金属エクセル
- 価格:応相談