【自動車業界解決事例】3Dプリンターと切削加工の融合で高精度実現
3Dプリンター製フロントバンパー検査用治具
厳しい品質管理を要求される自動車生産ラインにおいて、パーツの寸法精度を確認するため、様々な検査用治具(検具)が使用されています。重い金属製が多く、作業員の負担となり、生産性低下にも繋がります。当社では3Dプリントと切削加工の融合で寸法精度の高い検具が製作できます。 ■加工方法 FDM×SLS×切削加工 ■材質 ASA+ナイロン12 ■サイズ 800×400×80mm 【お悩み】 ・検具が重く、反復作業を行う上で肉体的に大きな負担となる ・大型で、3Dプリンターのみでは精度が出せない 【ご要望】 ・作業者への負担を減らしたい ・検査用のため、精度もほしい 【ご提案】 大型造型機使用で強度のベースとなる部品を一体造形、枠部分は小分けに製作することで、万が一、破損しても一部のパーツ交換で補修可能です。 なによりも、3Dプリントだけでは実現できない寸法精度を実現するため、切削加工で仕上げることで±0.2mmの寸法精度を実現しました。 精度実現で現場で実際に使用できる検具の樹脂化に成功し、軽量化(6→3kg)。作業者の負担軽減と作業効率化を叶えました。
- 企業:八十島プロシード株式会社
- 価格:応相談