帯電防止・電気伝導フィラー 丸棒状粒子 導電性 酸化亜鉛
高アスペクト比の形状で電気伝導パスを形成し、帯電防止性を向上! 表面の丸み形状により、樹脂などへの充填性が良いのが特徴です。
静電気は私たちの生活の身近な場所で発生しており、製造現場や精密機器では時折重大な問題を引き起こします。 対策としては、帯電防止フィラーの添加があります。 酸化亜鉛はアルミニウムをドープする(AZO)ことにより 粉体の体積抵抗値を200Ω・cm程度まで下げることができ、帯電防止フィラーとして広く使われています。 ATO(Sbドープ酸化スズ)系の帯電防止フィラーに対して、以下のような優位性を有します。 ・酸化スズよりモース硬度が低く、製造装置への攻撃性が低い ・Sb(アンチモン)を含まないため人体や環境に優しい ・白色度が低い(灰色)ため、暗い色の意匠性を維持しやすい 当社では独自の粒子合成技術により、丸棒状の導電性酸化亜鉛を開発することに成功しました 丸棒状酸化亜鉛は、以下の3つの有効性が期待されます (1)高アスペクト形状のため、電気伝導パスを形成しやすい (2)結晶構造由来の角を落としているため、樹脂などへ充填しやすい (3)ドープ元素種の変更によりさらに体積抵抗値を下げることが可能 サンプルのご要望やご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
- 企業:株式会社フジミインコーポレーテッド
- 価格:応相談