手指消毒に使うアルコール消毒の適正濃度の基礎知識
手指消毒に使うアルコール消毒の適正濃度の基礎知識です。小ロット~大ロットまで対応可能な設備を兼ね備えた液体製品の委託受託充填工場
アルコール消毒薬と記載があれば、どのメーカーのものでも変わりがないと思いがちですが・・ 実はアルコール消毒薬は正しい濃度のものを使用しなければ効果が期待できません。 そこでアルコール消毒薬の適正な濃度のお話をしたいと思います。 まずアルコール製品には医薬品や医薬部外品の他に化粧品や雑品があります。 これらはエタノール濃度に関する規定がなく、濃度の表示も義務付けられていません。 そのため市販の消毒・除菌をうたうアルコール製品の中には濃度表示がないものもあります。 その中にはエタノール濃度が30%未満の製品もあるそうです。 ですから手指の消毒には『医薬品』または『医薬部外品』と 表示のあるものを選ぶのがおすすめです。 またエタノール濃度が表記されているものを選び、 アルコール濃度が70%~80%のものを使用しましょう。 ただし90%以上になるとアルコールが強すぎて手指の常在細菌類も殺菌してしまったり、手が荒れやすくなるなど悪影響を与えてしまうため注意が必要です。
- 企業:新日本化学工業株式会社
- 価格:応相談