KUKAロボットのFSW(摩擦撹拌接合)で軽量化へ
EADS社との共同研究でロボットによる高精度なFSWの制御を実現!KR500と組み合わせることでより簡単に軽量化へ!
KUKAはEADS社との共同研究を重ねて、ロボットによる高精度なFSWの制御を実現し、実用化しています! FSWは1991年に開発された固相接合法で、ワークの突合せ部分に回転ツールを挿入し、摩擦熱で軟化した母材を撹拌し、塑性流動させることにより接合させます。 KUKAの高性能・重可搬ロボット「KR500」に、EADS社の開発した”Delta-N“FSWテクノロジーを組み合わせることにより、3Dや曲面への接合も可能に、FSWへの繊細な制御も容易になります。これまでに、車両や自動車、船舶や宇宙・航空機などへの適用が進められ、その技術による軽量化が存分に生かされてきています。 【特長】 ○比較的溶接の難しい、アルミ合金、マグネシウムや異材同士にも適しており、薄板の接合も可能です ○アルミ合金にも適しているため、大幅な軽量化が実現できます! ○溶加材やガスも不要、余盛りを取り除く必要もありません ○スパッタ、ヒュームやダストも発生せず、汚れの心配がありません ○TIG/MIG溶接やリベット結合に比べて継手強度が高く、剛性を保ちます
- 企業:KUKA Japan株式会社
- 価格:応相談